パースでは今年2021年2月に大きなブッシュファイヤーがありました。
The 2021 Wooroloo bushfireと名付けられました。
パースヒルズと呼ばれる、パースから東の自然の多いエリアです。
家は86棟が燃え、11,000ヘクタールという途方もない面積が消滅しました。
一見は百聞に如かず。こちらで写真が見れますよ。
パースメトロ地域でも数日間はこの影響で空がよどみ、ずっとブッシュの焦げる匂いがしていました。
パースから日帰りできる観光地、ノーブルフォールズについて
ノーブルフォールズ(NOBLE FALLS)はブッシュファイヤーで被害を被った一部です。
パースより北東へ約50分車でドライブ行った場所にあります。
ブッシュに囲まれた、空気も綺麗でのんびりできるとっても素敵なパース市民の憩いの場。
滝沿いの小さな小川に沿ってお散歩やピクニックができます。
ブッシュファイヤーより5ヶ月ぶりに散策に行きましたので、ワイルドライフの再生とともにお伝えします。
Noble Fallsの主な見所はその名の通りこちらの滝です。
オススメの時期は雨の降った後、冬と春です。(^^)
夏に行っても暑いだけで、乾燥しているので冬ほど水の流れはありません。
燃え尽きた真っ黒の木々も中身は生きている
こちら散策道。本来なら緑がいっぱいで木々もイキイキして鳥の声がたくさん聞こえるのですが、真っ黒な木々がまだまだ目立っています。
ですが地面からは雑草が生え、部分的に植物は繁殖しており、緑の葉っぱがどんどん出てきています。
まだ5ヶ月なのに、こんなに自然は早くに再生するんだなあとびっくりしました。
山火事の後、植物はどのように再成長するのか?
緑が真っ黒な木から出てきたとき、それは「resprouter」(リスプラウター)と呼ばれます。たくさんの植物種が火事に耐えることができるようになっているようです。
いくつかの植物は火事で殺されますが、実は多くの植物は死んでしまったように見えるだけです。
彼らは緑の葉を失い、火事で目に見えて真っ黒になり、傷つくかもしれませんが、黒くなった土壌の下で植物はまだ成長しています。
火災生態学者のベル博士によると、
「樹木や低木はまだ生きているので、リスプラウターは必ずしも雨を必要としません。そのため、樹木に残っている水分が新しい成長の推進力になる可能性があります。樹皮は、樹皮の下に住む小さな芽を実際に保護するのに十分な保護であり、十分な断熱材でした。」
生き残りと再び芽生える能力は、木の高さ、焦げ目だけでなく、樹種、年齢、サイズ(高さ)、および火災の程度によっても異なります。
オーストラリアでユーカリの木は、芽から幹に沿って栄養繁殖する能力で知られています。
火事があっても逃げられない植物。特に乾燥したオーストラリアでは、燃えても再生できる能力を自然に持ち合わせているのかもしれません。
幹や枝の途中に芽が吹き、再生しようとするのを目にするのは感動的でさえあります。
さいごに・実際に行った動画はこちら
小川の周りを小一時間、ゆっくりとお散歩してきました。
こちら、インスタのリールにも動画を載せているので是非見てくださいね。
インスタアカウント@noriko_moores
トイレや小さな公園の遊具、バーベーキューエリアもあるので時間があれば是非行ってみてください!
・木々の種類
マリー、ジャラ、ガム、スワンリバーブラックバット
・ワイルドフラワー
黄色のキンポウゲ
・鳥
カーナビーブラックコカトゥーとフォレストレッドテール(オウム)
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