あまり日本人には知られていないオーストラリアの西海岸。
パースすら認知度が低いのですが(笑)その北側、西海岸には秘境がたくさん残っています!
ここには地球上でも珍しいといわれる、手つかずの自然が残っているってご存知でしたか?
その有名な場所が
ニンガルリーフ(Ningaloo Reef)!
世界遺産ニンガルリーフは世界最大の裾礁(フリンジングリーフ)であり
世界で最も多様な生物が暮らすサンゴ礁の1つです。
実際に見て肌に触れる景色は言葉で表せないほどの感動です。
訪れると『夢のような場所』と言われているのもきっと理解出来るはず!
2011年6月、世界遺産に登録されています。
約260種類のサンゴや500種類以上の魚、マンタ(通年)、ウミガメ、イルカ、ザトウクジラ(7月〜10月)など、様々な海洋生物が息づき、世界的にも人気のダイビングスポットです。
(カンタストラベルガイドより)
コーラルベイ、エクスマウスまで足をのばすと
現地ツアーでの参加で、きれいな海の中を
マンタやジンベエザメと泳ぐことができます。
シュノーケリング三昧で、海中のこんな素晴らしい異世界を体験出来るなんて
日本ではあまりありませんよね!
私も20年前にワーホリの時に体験しましたが、(懐かし〜!)今でも忘れられない一生の思い出になっています!
今回パースのデミペアKayoさんは、それを日本にいる時から夢みて
6泊7日のバスツアー(全部英語!)に参加されました。
オーストラリア全体の地図で見ると、そんなに遠くないように感じますが
距離で言うと日本でなら「名古屋から函館間」のようなイメージ。
感動の旅ができました!とKayoさんからはお写真をたくさん頂いたのでシェアしますね。
素晴らしい仲間と出会いがり、みんなといい旅を共にできたことは一生の思い出ですし、文化や言葉を越えるものがちゃんとあって、
わたしはみんなとちゃんとそれをシェア出来たので、最後は涙涙でお別れしました(ToT)
生きてて本当によかった、って改めて強く思わせてもらえる時間でした!
私の筆談力ではなんですが、
この偉大な自然の雄大さと美しさをお伝えします!
コンテンツ
Day 1 – パースからカルバリ国立公園へ
Perth to Kalbarri National Park
ピナクルズ(Pinnacles Desert)
インド洋に沿って走る長い一本道“Indian Ocean Drive”を北上していきます。
パースに来たら是非行ってもらいたい
ピナクルズと呼ばれる不思議な巨岩が現れます。
夜でも入れて、星も綺麗なので星空ツアーもあります。
ピンクレイク(Pink Lake)
きれいなピンクに見える湖。
ハット・ラグーン(Hutt Lagoon)というのが正式名称です。
Day 2 – カルバリ国立公園からモンキーマイア、シャークベイ
Kalbarri National Park to Monkey Mia, Shark Bay
カルバリ国立公園(Kalbarri National Park)
カルバリ国立公園(Kalbarri National Park)は太古の地球を感じることが出来るパワースポット!
4〜5億年前から少しづつ砂岩が堆積して出来上がった、渓谷がパノラマに広がります。
ここまでもパースからは遠いですが、マーチソン渓谷は一見の価値ありです。
Zベンドでアブセイリングにチャレンジ!
オプションのツアーでアブセイリングにチャレンジも出来ます。
ところでこの英語だけのツアーについて。。
説明とかも全部英語だったんだよね??理解できたの?
不便だらけ!!!!
不便しかない!!!笑
ガイドが何を説明しているかもよくわからず、次のスケジュールや時間もあやふやにしかわからず!笑
でも事前にガイドとみんなに
「多分みんなの英語わかんないから聞いた時は教えてほしい」
って話をしておいたので、
カヨ、次はね、ってみんなが教えてくれたり
自分でも時間と注意事項だけはちゃんと改めて聞くように心がけてました。
アブセイリングやマンタ、ジンベイザメなど、トライすることに命がかかったりすることも、英語がわからないってすごく怖かったですけど、ひとつひとつちゃんと再度確認して、挑戦してできたときの達成感といったらもう!!
きっと全部の英語を理解することはわたしにはできない、と取捨選択してたので、わからなくても大丈夫なことはそのままにしました。
(Kayoさん談)
とにかくすごいチャレンジ精神ですね!
日本語のツアーでは経験できない事に挑戦し、ここでしか出会えない人に出会えたりするのも
きっと一生の思い出。
カルバリスカイウォーク
西オーストラリア政府が20億円をかけて2020年に完成させたカルバリスカイウォーク。
スカイウォークは高さ100mの絶壁に動物の耳のような形で突き出ています。
写真では感動を伝えきれないので絶対見に行って欲しい場所です!
ストロマタイト(Stromatolites)
夕方にはモンキーマイアの宿に到着です。
Day 3 – モンキーマイア、シャークベイからコーラルベイへ
Monkey Mia, Shark Bay to Coral Bay
朝は早起きをしてモンキーマイアで有名なイルカに会いに行きます。
イルカの餌付けショーを見て、ビーチでのんびり。
イーグル ブラフ
少しドライブしてさらなるフォトスポット、イーグル ブラフ。
デナムを見下ろす壮大な断崖の景色が現れます。
シェルビーチ
シェルビーチも見逃せない素敵な場所!
世界でもまれな、貝殻だけで出来たビーチが広がります。
シェルビーチを散歩した後はさらに北上してコーラルベイに到着!
Day 4 ニンガルリーフでマンタと泳ぐツアーに参加!
Coral Bay and Ningaloo Reef
コーラルベイ(町の名前)はニンガルーリーフ観光の拠点!
海岸からわずか数メートルでシュノーケリングを楽しんだりできます。
そしてここではオプショナルのツアーでマンタと泳ぐマンタシュノーケリングができます。
マンタとは全長4~6mの世界最大のエイで、
実際に見るとまるでじゅうたんみたいです!
海の中で翼をはばたかせるように優雅に泳ぐのが特徴。
今回プロのフォトグラファーさんが水中の写真をたくさん送って頂いたようなのでシェアしますね!
参加したみんなとも記念写真をたくさん撮りました!
足に持病のあるKayoさんにとっては、ふつうの人なら何の問題もない
ウェットスーツを着るのさえも決死の覚悟!
一生こんな経験は出来ないって思っていた10年間を振り返ると
この出会いと経験は本当に素晴らしいものでしょうね。
その後はさらに少しドライブしてエクスマウスに向かいます。
Day 5 –とうとうエクスマウスでジンベイザメと泳ぐ!
Exmouth and Cape Range National Park
一生に一度はぜひ経験したい!
それがここニンガルーリーフの見事なターコイズベイで
最長18mにもなるジンベイザメと一緒に泳ぐ貴重な体験です。
ジンベイザメというのは「サメ」と名付けられていますが、
実は小さな魚やプランクトンしか食べない性格が大変穏やかな魚だそうです。
初めてジンベイザメと泳いだ後、船に上がって、この10何年の感情がもう溢れてしまって涙が止まりませんでした。
運転手でガイドのリンダが気づいて抱きしめてくれても涙が止まらず、みんな不思議そうに心配そうにわたしを見つめて、そっとしておいてくれました。
最終日の夜に
泣いた理由を聞いてもらうと
Kayo!
We proud of you!
と力強く言ってもらってまた泣きました。
家族のようなみんなが
一番英語がわからないわたしをいつも誰かが気にかけてくれて
確認を一緒にしてくれたり、ポイントを伝えてくれたり
感謝しかなかったです。
素敵な旅仲間たちとバースデーパーティをする!
この日はバスツアーに参加した女の子が誕生日だったのでみんなで誕生日会もしました。
このツアーに参加したおかげで家族のように素敵な仲間ができました。
イギリス、イングランド、スペイン、中国、香港からみんなきていて、わたしだけ英語がついていけない中、みんなにほぼお任せで(笑)
120%たのしみました!
この世界にこんな景色があることを自分の足で来て
自分の目で知れたことがすごくうれしかったです。
Day 6 エクスマウスからノースハンプトン、ジェラルトン
Exmouth to Northampton (*Geraldton)
今日から帰途につきます。
カナーボンという町とバナナとマンゴー農園を訪れました。
このツアーは、バックパッカー寮などでの宿泊や
(1人部屋なども追加料金を払えば選べました)
食事もガイドがメインで準備してくれるんですけど
準備や片付けなどのサポートをみんなでしながら
みんなでつくる感じで、アットホームな旅でした。
私的にはそのおかげで距離も近くなったし絆も深まったと思います。
Day 7 ジェラルトンからパースへ
Northampton (*Geraldton) to Perth
ジェラルトンは小さな港町。HMAS シドニー記念館などの見どころもたくさんあります。
また帰り道にはグリーンヘッドの ビーチを散歩したり
ランセリンのサンドボーディングに挑戦したり、盛りだくさんのツアーでした!
さいごにKayoさんより
ただ、やっぱり
自分だけ英語ができないのが悔しかったので
もっともっと話せるようになりたいって強く思いました!
英語さえできれば世界はもっと違うということも肌で感じましたけど、でも言葉だけでもない、ということもこの旅で感じました。
『たとえ英語がみんなと同じように話せなくても、わたしは絶対この夢を叶えたかったの。
でもみんながいてくれて叶った。ありがとう。みんながいてくれて感謝してる。』
ってちゃんと伝えたあと、
We proud of you!
って言ってもらえたうれしさは
ことばになりませんでした。
ホントに素晴らしい経験をされて私も自分の事のように嬉しいです!(TдT)
五体満足で健康に生まれて来たからには、精一杯、一日一日を大切にして人生を生きようと、とても感銘を受けました!
Kayoさん、写真などのシェアありがとうございました。