ニキビや美肌に。アトピーにもオススメのオートミールパック

オートミールは栄養たっぷり！

オートミールとは燕麦（えんばく）、オーツ麦をひき割りにして押しつぶした穀物です。

いま流行りのグラノーラの原料ともなっています。ビタミンやミネラルなどの栄養素が大変豊富な健康食品。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、オーストラリアでは昔から朝食にお粥（ポリッジ）を作り、毎日食べるのがポピュラーです。

冬の寒い朝に食べるととっても美味しいですよ。

スーパーで手軽に入手できる『クイックオーツ』というものは火にかけなくとも、お湯を入れて混ぜたら食べれるようになっています。忙しい朝に超簡単！

オートミールはビタミン、鉄分、カルシウム、タンパク質などが豊富に含まれているといわれていますが、特に注目すべきは食物繊維。

特に食物繊維が優れているといわれていますが、100g中に1.7g。玄米と同等のスーパーフードなのです。便秘で悩んでいる方もお試しあれ！

オススメのレシピは鍋に水とオートミールを入れ、バナナやレーズンなどの甘みを入れて茹でると食べやすくなります。

オーストラリアのオートミールの種類

1.Quick Oats

とても目の細かいオーツ。細かいので本当にすぐに食べれて便利ですが一番加工処理されているので忙しい時以外はあまりお勧めはしません。

2.Steel Cut Oats

ホールオーツ、加工処理されてない自然のオーツです。料理に時間がかかり、最低でも２０分は火にかけていないと柔らかくなりません。

3.Old Fashioned Oats or Rolled Oats

quick oats と steel cut oatsの真ん中です。よく似ていますが rolled Oatsは少し圧縮されています。 料理時間はsteel cut oats よりも短くなります。
どんなレシピでも使えるので便利。

美肌、アトピーにもオススメ

そして何と、オートミールって食べるだけでなく、 肌につけることによって美肌効果や痒みを軽減させる と素晴らしい効果があるってご存知でしたか？

私はその昔、大人アトピーに悩んだ時があったのですがその時本当に出会ってよかったのがオートミール。

紫外線の強いオーストラリアには本当にたくさんの種類のクリームが売られています。

その中でもオートミール入りのクリームは痒みや保湿によく効くと有名です。

こちらは私も愛用しているオーツ麦エキスの入った全身クリーム。無香料、無着色、パラベン、エタノールフリーの体に優しいベタつかないクリームです。

オートミールフェイスパック

作り方は簡単！

先ほどのクイックオーツがあれば、通常のオートミールよりも薄く挽いているので早く水分を吸収し、すぐに柔らかくなるので便利です。

①オートミールにお湯を少量混ぜてスプーンでかき混ぜる。ハチミツを少し垂らすと保湿効果がアップし、肌にもつけやすくなります。

②それを顔や湿疹のある箇所に塗りつける

今回、私は腕にボツボツと湿疹が出来ていたのでそちらにつけてみました。

10〜20分放置し洗い流します。注意点はかならずオートミールを拭き取って捨ててください。排水溝が詰まります！

やはり痒みと赤みが激減！

使用するオートミールは砂糖などを含まない、味のついていないものを。

試す前には念のためにパッチテストをして、肌トラブルがないか確認しておくと安心です。

オートミール風呂

オートミールの真っ白なぬるいお湯に入ってたら痒みが激減して、赤みも引きます。やり方は、

オートミールはこんな方にオススメ

低カロリーで栄養豊富、高血圧予防やがん予防にと言われているように、オートミールの効能は計り知れません。

オートミールダイエット

2009年10月に発表されたリサーチ “Molecular Nutrition & Food Research” では オートミールに含まれるベータグルカンは食欲を減退させ、食欲ホルモンのコレシストキニンを抑制させるということがわかりました。

またダイエット中は糖質の多いお米やパン、パスタなどは避けたいもの。

食物繊維が高いお陰でGI値が低いとされているオートミールをご飯代わりにするなど、ダイエットにもオススメ。

消化に時間がかかる＝満腹感を得られるので、すぐにお腹が空くことがありません。

キャンプや旅行などでも大活躍

私はよくキャンプや旅行にもオートミールをジップロックなどに小分けにして持っていきます。

朝食にはもちろん、お湯とドライフルーツやバナナがあれば簡単にお腹がふくれますし、小腹がすいた時にヘルシーなスナックとしても大活躍してくれます。