こんにちは!Noriko (@genkifamily7)です。とうとう12月!オーストラリアから最新のコロナ関連のニュースをお届けします。
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オーストラリア州のコロナ状況
オーストラリアはコロナ新規感染者0名をここ数週間記録しています。
感染者が非常に多かったメルボルンも、厳しいロックダウンの甲斐あって、4週間以上新規感染0が続いています。オーストラリア国内では「コロナは去った」という雰囲気が出てきており、コロナ関連のニュースも以前よりに比べて随分減ってきました。
疑いがあればすぐに試験、隔離、ロックダウンと徹底したルールを敷いた結果だと思います。
たとえば、オーストラリアではコロナ検査は無料です。クリニックや、ドライブスルーで誰でも受けることができます。
(※英語が不安な方はパースの日本語医療センターなど、日本語医療サービスを利用ください。)
政府からも、少しでも風邪のような症状や熱などが出たら検査をするように促されています。
どう行動すべきか、何をすべきでないかなど、連邦政府や州首相からのメッセージが常にはっきりしています。
また移民大国だけあり、多くの種類の言語でも訳されています。
国内の州境移動の緩和
コロナ感染の抑制に成功した結果、オーストラリアの国内線がやっと動き出しました。
12月1日からブリスベン・ケアンズ(クイーンズランド・QLD州)から、メルボルン(ビクトリア・VIC州)とシドニー(NSW州)との往来ができるようになりました。
2週間の自粛無しに家族に会いに行ったり、ホリデー、旅行が可能です。飛行機も大幅に増便されて、雇用も増えていくようです。
西オーストラリアも州境を開く予定
あれだけ頑なにHard Borderを固辞していたパース・WA(西オーストラリア)もとうとう12月8日にメルボルン(VIC州)とシドニー(NSW州)と州境が再開します。
半年以上市中感染が確認されていないので、州民も『そろそろ州境を開いた方がいいのでは、、』というムードになってきました。
隔離なしで入州できますが到着時に
・ヘルススクリーニング
・検温
・G2G Pass
・必要であればコロナ検査
が必要です。
携帯のアプリで簡単に申請、空港で証明が出来ますのでダウロードしていれば間違いないでしょう。
G2G Passについてはこちらのリンクを参照
>>g2gpass.com.au
オーストラリアは州によって対応が全く違うので、本当に同じ国かと感じる時もあります。移動の際、特に州をまたぐ際は行き先の法律などもチェックして気をつけるようにしてください。
コロナトレーシングアプリの義務化
西オーストラリア州、パースではコロナの前の生活に戻っています。
それでも今後、州境を開く事になるので新たな予防策としてコロナトレーシングアプリの利用が必須となります。
お店、例えばパブやレストラン、カフェ、ジムや美容院などに入る時はQRコードをスキャンし、自分がどこに居たか履歴を残すことが義務になりました。
16歳以下の場合は親のスマホでQRコードをスキャン時に、連れがいないか聞かれるので名前を登録します。
またテイクアウトの受け取りの際はしなくても大丈夫。
こちらは罰金付きの義務で個人では最大$50,000の罰金となります。かならずダウンロードと登録をしておいてくださいね。
ダウンロードはこちらから。
>>COVID-19 coronavirus: SafeWA(西オーストラリア)
すぐにビクトリア州でもダウンロード出来るようになるので、他州でも広がり、メルボルンやシドニーでも利用が義務となるでしょう。
>>COVID SAfe Check-In(サウスオーストラリア)
ダーウィン・NTが、70人の留学生初の受け入れ開始
11月30日にダーウィンにあるチャールズ・ダーウィン大学にシンガポール経由で63人の留学生が到着しました。
中国、香港、日本、ベトナムとインドネシアからのコロナ禍での初の留学生です。到着後は14日間の自粛が必要です。
オーストラリアは3月に国境が閉まってから初めての留学生の受け入れとなります。
このパイロットプログラム(試験的な受け入れ)はオーストラリアの留学ビジネスにとって大きな一歩となりました。
留学生はノーザンテリトリー州の経済とって非常に重要。2019年には1億4500万ドルもの利益をもたらしたそうです。
>>CDU welcomes international students as flight lands in Darwin
ワーキングホリデーの滞在要件、緩和の提案
オーストラリアのワーホリビザについて政府への要望が出されました。
政府の決定ではありませんが提言は以下のように見受けられます。
- 年齢制限を35歳へ
- 新型コロナのローリスク国との国境再開
- 自粛コストのスポンサーを見つける
- 留学生もファーム従事でビザを延長
やはりファームでのピッキングやパッキングといったリージョナル(僻地)での作業はオーストラリアでは欠かせないものとなっています。
バックパッカー、ワーホリに関する滞在要件の緩和が今後必要になってくるかと思われます。
コロナで年齢制限が来てしまい、ワーホリをあきらめてしまった人に対ししても、この提言が通るといいですね!
JAL成田→メルボルン直行便再開
12月6日から、JALの成田→メルボルン直行便がとうとう週1、日曜のみで再開になります。
でも片道のみ&今のところ12月31日までの便となります。
これはオーストラリア人・永住者を早くクリスマス前までに帰国させるという理由からでしょう。
※国境は閉まっていますので、まだ入国出来ません
カンタス航空とコロナワクチン
オーストラリアのカンタス航空が、国際便の利用をコロナワクチンを接種した乗客に限定する意向というニュースが流れました。
オーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は11月23日、国際線の利用者に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を求める方針を明らかにしました。
ワクチン接種歴の証明を記録したデジタルパスポートの導入の検討をしているということです。
旅行や留学・ワーホリにワクチンが必須になる時代が来るかもしれません。
留学生受け入れ時期と在外オーストラリア人の帰国
留学生の受け入れについてスコット・モリソン首相は『オーストラリア人の帰国が優先』ということで、クリスマスまでに何名が戻れるかがポイントになりそうです。
現在36,000人が帰国希望しており、クリスマスまでに29,000人が帰国見込み。様々な州で今後の受け入れ人数を増やしていく模様です。
日本への一時帰国について
先日身内のお葬式で一時帰国した友達に、成田空港の様子を送って頂きました。
なかなかのガラガラっぷりで、成田エキスプレスも朝晩の数本しか動いていないということです。
日本に一時帰国時は公共交通機関が使えないので注意です。
以下は西オーストラリア総領事館より一時帰国についてのメールです。
●11月1日(日)以降、豪州から日本に帰国・入国する際、国籍にかかわらず、これまで必要であった日本入国時の空港での新型コロナウイルス感染症の検査が原則不要となりました。
●なお、日本到着後の公共交通機関の不使用及び14日間待機等の要請については、変わりませんのでご注意ください。
●日本への入国等の際には、ご留意いただくとともに、最新の情報をご確認ください。
【本文】
1 10月30日(金)、外務省は豪州について感染症危険情報のレベル3(渡航は止めてください。)からレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)への引き下げを行いました。
11月1日以降、豪州から日本に帰国・入国する際、国籍にかかわらず、これまで必要であった日本入国時の空港での新型コロナウイルス感染症の検査が原則不要となりました。(外国人の日本への新規入国及び再入国の場合に必要であった、豪州出国前72時間以内に受けた新型コロナウイルス感染症の検査証明を入国時に提出することについても原則不要となりました(ビジネストラック及び日本在住ビジネスパーソンの短期出張スキーム利用者を除く。))
なお、日本到着後の公共交通機関の不使用及び14日間待機等の要請については、変わりませんのでご注意ください。
さいごに
このようにオーストラリアではコロナ対策が徹底していて、国内の新規感染者ゼロを常に目指しています。
メルボルンではマスクが義務化したり、厳しいロックダウンを行ったおかげで今また元通りの生活に戻って来ました。
10月初旬、オーストラリアの国境閉鎖は2021年後半まで続く可能性があるという見通しがニュースで流れましたが、時は一刻一刻と変化しています。
例えば、西オーストラリアも来年4月頃まで州境を開かないと以前は言われていましたが、12月8日からは自主隔離なして入州が許可されます。
このように、本当にこれから先どうなるかわからない状況だから、今できることを精一杯頑張りましょう!