これから西オーストラリア、パースへ行かれる方へ!
初めてのパース空港、楽しみですね。到着してからの流れを説明します。
小さめの空港なので、人の流れに沿っていけばあまり迷う事はないでしょう。
コンテンツ
入国カード
出発地がどこの国からでも、入国カード(Incoming Passenger Card)を事前に飛行機で記入します。
これは税関審査官に提出します。
オーストラリアでは入国審査が非常に厳しく、食品や動植物に関する持ち込み制限が厳格に管理されています。
万が一誤って持ち込んでしまっても、申告をしていれば大きな問題にはならない場合が多いので、申告をためらわずに記入しましょう。
めっちゃ楽ちん!入国審査 (Immigration)
飛行機を降りたら、デューティーフリーなどのお店を抜けて、まず「Immigration(入国審査)」に向かいます。
オーストラリアは酒税が高いので、お酒好きな方はここで買っていきましょう。
日本国籍パスポートなら、スマートゲート(SmartGate)を利用します。
スマートゲートは顔認証技術を使った自動入国審査システムです。
オーストラリアでは、特定のパスポートを持つ旅客がこのシステムを利用でき、通常の入国審査カウンターに並ぶ必要がなくなります。
スマートゲートの流れ
- パスポートのスキャン
- スマートゲート端末で、パスポートの写真ページをスキャンします。
- スマートゲート端末で、パスポートの写真ページをスキャンします。
- 顔認証カメラ
- スキャンが終わるとゲートに進み、顔認証カメラで顔写真を撮影します。パスポートの写真と照合して本人確認が行われます。
- スキャンが終わるとゲートに進み、顔認証カメラで顔写真を撮影します。パスポートの写真と照合して本人確認が行われます。
- 入国審査完了
- 顔認証が成功するとゲートが開き、通過完了です。
パスポートをスキャンすると同時に写真を撮られます。
こんなチケットが出てくるのでパスポートと一緒に大事に持っていてください。
手荷物受け取り (Baggage Claim)
入国審査を終えたら、次は荷物受け取りエリアに進みます。
自分のフライト番号が表示されるターンテーブル(荷物受け取りベルト)から荷物を取ります。
荷物が見つからない場合は、近くにある「Baggage Services」や「Lost Luggage」などの遺失物取扱カウンターに行き、係員に相談します。
預けた荷物のタグ(スーツケースのチェックイン時に渡された半券)は、確認や追跡に必要なので、紛失しないようにしてください。
ここまでくれば空港の無料Wi-Fiにつながるはずです。
“#PERFreeWiFi” を選択して繋げてみてください。
税関申告をスムーズに終えるコツ
ここで入国のちょっとしたコツを紹介します。私は年に数回海外から入国しているのですが、こんな風に税関の時間を節約しています。
それは、荷物受取ターンテーブルに到着する前に、係員に見せて確認してもらう方法。
この係員に食品や動植物製品など申告が必要な物がある場合、係員に見せると、その場で確認を受けられます。
通常2人くらい待機しているので、必ず入国カード(Incoming Passenger Card)と申告すべきかわからない製品を見せて質問しましょう。
疑問点があれば事前に質問し、問題がなければ入国カードに緑のスタンプを押してもらえます。
過去の私の体験談では「食べ物を持ってきているか?フリカケは入っているか?」という感じの質問でした。
税関申告 (Customs)
荷物を受け取った後、税関申告のラインに並びます。
これは常に機嫌の悪そうな係員がどちらへ行くか指示されます。無事出口に出れるか、「Goods to Declare(申告が必要なもの)」のラインに並ばされるか。
もちろん肉や魚、卵類などにチェックした場合スーツケースを開けて商品をチェックされます。
到着エリアへ (Arrival Hall)
税関を通過すると到着エリアに出ます。到着エリアでは、友人や家族、迎えの方が待機していることが多いです。
オーストラリアは南半球。日本とは季節が逆なのでベンチに座って衣服の調節をしましょう。
空港出口には案内所やカフェ、レンタカーのカウンターもあります。
SIMカードの売り場もありますが、ここでオススメなのはeSIMを日本からゲットしてくる事。
SIMの入れ替えも必要なく設定もLINEで丁寧に分かりやすい、と評判のこちらのSIMカード。空港に到着して即Wi-Fiにつなげる事が出来ます。
とりあえず10日間はWi-Fiが使えるので、その間に格安SIMをスーパーなどで購入するのがオススメです。
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出口の扉を出たらすぐにピックアップエリアへ
私がパースが好きなのはこのコンパクトさと便利さ。
自動ドアを出るとこんな風景が広がり、すぐにお迎えゾーンに到着します。
空港内を歩き回ったり、探し回る必要がないから超楽ちん。
それぞれのベンチにアルファベットが記載されているので、お迎えに来てくれるお友達には「今”K”のベンチにいるよ」と伝えると見つけやすいでしょう。
到着エリアからパース市内へはタクシーやライドシェア、電車やバス、レンタカーを利用できます。
到着時刻にも注意してください。
例えば夜10時半に到着すると、荷物の受け取りなどを終える頃には、ライドシェアかタクシーを利用するのがベストでしょう。
パースの公共交通機関は深夜まであまり運行していないことが多いです。
パースのタクシーはBlack & White Cabs もしくは Swan Taxis.
荷物が多かったり、数人で移動、また初めてで慣れない旅行者はタクシーがベスト。シティまではだいたい20-30分。片道$45〜$60といった程度です。
より節約したいならライドシェア。さらに出口を出て左側に進んでいけばピックアップゾーンが見つかります。
※オーストラリアの携帯番号があれば登録可能。こちらからの紹介割で$20オフ。
空港から市内へ電車で
こちらは旅慣れた人向け。
エアポートラインの電車を利用すれば、パース空港から市内への最も速く安く行けます。
詳細はこちら
>>Airport Line
このサービスは、ターミナル1(T1)とターミナル2(T2)の外にあるエアポートセントラル駅から出発し、市内中心部のパース駅までわずか18分で到着します。
パース空港から市内への片道料金は約4~5ドルで、大人料金です。
券売機で現金チケットを購入するか、パースの公共交通用カード(Suicaのようなもの)「スマートライダー」を使うと、10%の割引が適用されます。
>>【完全版】パースのバスの乗り方とスマートライダー登録方法
空港に泊まりたい場合
深夜に到着やトランジットで空港を利用する場合、パース空港のターミナル1にはスリーピングポッドなるものがあります。
手荷物の収納スペース、USBと充電ポイント完備。無料で枕と毛布が提供されるそうです。
最高8時間滞在で$80。
トイレ、シャワーも近くにあります。
予約はこちらから
>>Sleeping Pods by Smarte Carte, Perth Airport
さいごに
最後に、パース国際空港周辺の治安について簡単に。
パースは比較的安全な都市とされていますが、空港や市内でも基本的な安全対策を心がけることが大切です。
貴重品は常に身につけ、不審な人物には注意し、夜間の一人歩き(特に電車の駅周辺)は避けると安心です。
また、空港から宿泊先までの移動は、タクシーやライドシェアを利用するのがおすすめです。
安心して快適な旅を楽しんでください。