【オーペアのプレッシャー】料理をしないといけない!
私は1つめのファミリー(ブラックオーペア)では基本的にご飯は担当していませんでした。昼食などは用意していましたが簡単なものです。
2つめのファミリーでは週に2日間夜ご飯を担当し、昼食は仕事の時はほぼ毎日簡単なものですが用意をしていました。
お料理はファミリー全員のものを作るオーペアさんにとってプレッシャーになる時もあるかと思いますので、何かアドバイスが出来ればと投稿することにしました。
今夜何作る?欧米人にウケる料理は?
まず私の数ない経験から、日本人やアジア系ではない人には
とにかくはっきり味の区別がつく濃い料理や自分でソースをかけたり味を変えられる料理が無難にうけると感じました。
この国の人に日本食は?と聞けば、
”テリヤキ〜!スシ〜!”
と答えるのが大半ですよね?
意外とお味噌汁(ミソスープ)も通じますし
ジャパニーズレストランもこの国は多いので
『名前は聞いたことがあるよ』と日本食に関して関心がある人も増えています。
テリヤキチキンはどちらのファミリーにも喜ばれました。
あとどちらの家族にも好評だったのは
日本の甘口カレー!
子供達は初めなんだこれはと食べるのを抵抗していましたが、とっても好評でした。
簡単ですし、作って苦手と感じる人は少ないと思います。
あとはハンバーグやグラタンやパスタ系など彼らが普段から口にしている料理、
私的に子供も大人もみんな大好きなものは作って損はないです。
子供達は大人より初めての見た目や味に抵抗があるので
食べやすいように工夫してあげることが大切です。
よくオーペアさんにある悩みが
子供達が嫌だと言って食べてくれないこと。
私も正直
『これ嫌い!』
と言われると傷つきますが、慣れない食べ物、ましてや彼らは子供なので柔軟に対応しましょう。
和食は賛否両論ですが、唐揚げやコロッケなど揚げ物系は絶賛されます。
まとめると
- 照り焼きチキン
- 日本のカレー
- 巻き寿司
- コロッケ
- チキン唐揚げ
- ハンバーグ
- グラタン
という感じでしょうか。是非これからオーペアをされる予定の方は
日本で練習しておいてくださいね。
お料理上手じゃなくても大丈夫。オージーはがっつり一品でオッケーだよ!
日本人は何品も作りがちですが、アジア系以外は普段からそんなに品数多く作るイメージがありません。
作ると結構驚かれます。こんなに作ってくれたの!?という感じです。
日本人は小柄なのによく食べるのねとも驚かれます笑笑。
正直料理が苦手でオーペアで作ることになったらどうしようという方、そこまで気負う必要ないと思いますよ。
上にあげたリストをガッツリ一品作れば大丈夫です。
カレーライスならそれだけ、
メインがハンバーグならあとはご飯、ちょっとしたサラダ、など。
食文化の違いに驚き、悩むこともたくさんあるよ
日本人はよく米粒には神様が宿っているんだといったり、残さず食べよう!と教育されていたり、箸の持ち方など小さい頃から食に関することは厳しく言われてきた方が大半だと思います。
またメニューにもよりますし、七味などスパイス、マヨネーズなどはまた別の感覚になることは前提ですが、自分で後から醤油をどぼどぼとかけたり味を自分好みに変えてしまうことはあまりしませんよね?
でもそんな私たちの常識は日本を一歩出れば崩されます。
例えば私の作ったチャーハンにチリソースや醤油をどぼどぼと急にかけたり、
まだまだご飯がお皿に残っているのにご馳走様が許されたり、
大人もご飯粒を皿の上だけでなく机に落としたまま食事を終えたり…
正直実際目の当たりにすると衝撃を受けることも。
数年前に『もったいない!』という言葉が一部の外国人の中で話題になったりしましたが、まだまだその言葉の知名度は一部の中で高いだけでその感覚は外国人の方には中々通じません。
また日本のカレーはスプーンで食べるのが一番だと思いますが、スプーン=子供かスープで使うものと思ってる方も多く、わざわざフォークで食べたりします
どうして?こうした方が良くないか??と思うことばかりでした。
これはジャパニーズレストランで働いている時も同様に感じたことです。
何度も同じことを言っていますが、彼らにとってはそれは失礼なつもりでもなんでもないことです。
日本はこういう風なんだよ〜と伝えても良いと思いますが、彼らは彼らの育った国の常識を元に食事を楽しんでいるだけですので、押し付けるということをせず食事を一緒に楽しめると良いですよね
オーストラリアは移民の国なので食文化も多様です。
この国はベジタリアンやビーガンの方も多いので、どれが健康な食事なのか、どれが正しいのかなどは本人が決めることです。
また宗教的に食べられないものがある方もいます。(豚肉や牛肉など)
アレルギーの子供を見る方は最善の注意を払っていると思います。
どんなことも一つ一つこういう文化や考え、そう食べざるおえない状況もあるんだと柔軟に対応していきましょう。
さいごに
私はあまり好き嫌いもなく、ありがたいことにアレルギーもないです。
食べることが大好きなので、自分であれも作ろうこれも作ってみようと挑戦する毎日ですし、この国にきて日本食を振る舞う機会が増えたことも含め料理をすることがさらに好きになりました。
世界中の美味しいものを求めて、ワーホリ仲間とも良く食べ物の話をしては作りあっています。
移民やワーホリ、留学生が多い国ですのでチャンスと言わんばかりに笑。
オーペアの時に作ったご飯をあまり写真に納めていなかったので、こちらに掲載した写真は自分が作ったものや元シェアメイトが作ったものなどです。一例としてご覧ください。
海外に出たチャンスに是非
色んな食べ物を作ったりトライした事のないものにチャレンジしてください!