【辞めたい!】経験者が語るブラックオーペアの最悪な実態!!

ブラックオーペアってご存知ですか?

RISA
RISA

こんにちは、オーストラリアのパースでオーペアを行っていますRisaです!

これから話すことは今お世話になっているファミリーの話ではありません。

パースのオペアエージェント”Japanese Au pairs in Australia“を通して紹介いただいたのではなく、

個人で契約したオーペアファミリーのお話ですので

個人情報が特定できる内容や写真は公開できません。

Facebookの掲示板で見つけて、働かせてもらうようになりました。

その時に働いておられた日本人オーペアさんが、後継オーペアを募集されていました。

日本人がやっているんだから、、と安心して応募しました。

まず初めに、以前お世話になっていたファミリーに対しては感謝の気持ちももちろんありますし、良い経験になったとも感じています。

今でもその時の子供たちの写真を見ては癒されています。

ですが、どうしてもこれから話す内容はマイナスなイメージがついてしまうと思います。

※⚠️【警告】という意味も込めているので、そのような内容中心になってしまうことをご理解ください。

読まれる方に、オーペアのお仕事ではこういう一例もあるのかという学びと、同じような境遇で悩んでいる方に少しでも一意見として参考になればと記事を書くことに決めました。

オーペアファミリーに対し、

『何か違うかも、、辛い、ファミリーといても全然楽しくない、メイドのように感じる』

など思った時は以下のチェック事項を自分に問い質してみてください。

勤務時間が過度
「ノー」と言えない日本人を利用される
英語ができないから言いくるめられる!
ママがヒステリック?
前任オーペアと比べる

これらのような状況に陥っていれば、そのファミリーはブラックかもしれません。

以下で詳しく私の実体験をご紹介します。

普段の勤務状況は過度なものではないですか?

【辞めたい!】経験者が語るブラックオーペアの最悪な実態!!オーバーワーク、過度な勤務時間

オーペアのお仕事は勤務時間やプライベートの境目が曖昧になりがちです

お世話になっている上に一緒に暮らしているということで感覚が麻痺してしまうことも多いのではないでしょうか。

でも、

私たちはメイドでも召使いでもありません。

ましてや多少の家事は手伝えど、プロのクリーナーやハウスキーパーとも違います。

決まったスケジュール以上に大幅に働かせる、何でもかんでも要求してくるような
オーペアという仕事を理解していないファミリーがいたらきちんと話し合うべきです。

日本人は性格上尽くしてしまう方も多いですし、

言いたくても意見が言えないという方もいれば、

言うのは失礼だから自分が我慢しようとなってしまう

方も多いのが現状です。

また伝える言語が英語となればなおさら。

それにつけ込んでくるオーペアファミリーもいるかもしれないということを頭の片隅に入れておいてください。

❷『ノー』と言えない日本人の従順さを利用されていませんか?

ブラックオーペア:『ノー』と言えない日本人の従順さを利用されていませんか?

私の以前のブラックオーペアファミリーは、”必ず日本人がいい”と日本人に対してかなりの執着心がありました。

確かに日本人は真面目で信頼できる面も多く、その上綺麗好き。安心して任せられるというお気持ちは嬉しいです。

でも彼らはそんな日本人の良い面と、意見があまり言えないというマイナスな面や
お金があまりないワーキングホリデーの私たちを今思えばうまく使っていたのだ
なと感じています。

お給料もオーペアの平均よりも明らかに低く、仕事内容も今思えば過度なものでした。

これはオーペアというものがどういうものなのか知識不足だったという自分自身への反省点も多くあります

また、”言わないのはよくない、どうして我慢してから言ったんだ?”と
ごもっともなご意見をファミリーからいただいたことがありました。

なので、その都度相談や意見を言うようにしていましたが、それでもやはり言いくるめられてしまう日々でした。

私の感覚としては決して過度なものではないですし、むしろはっきり言えずに後悔することもしばしば。。

❸相手はコミュニケーションを取ろうという姿勢を見せていますか?

【辞めたい!】経験者が語るブラックオーペアの最悪な実態!!コミュニケーションが取れない、言いくるめられる。。

『きちんとその都度教えて』と言っていたのに関わらず、話し合いの機会を取ろうにも、私の語学力の問題もありますが

毎回私の言葉を遮り、結局言いくるめられていました。

最終的にそれらは、大袈裟に言えばですが
”いつもあなたは文句ばっかり”
と捉えられてしまったようです。

彼らにとって日本人は人を尊重して、Yesと笑顔で仕事を引き受け、黙って真面目に働くのが当たり前と思っているようでした。

実際彼らと私は同じ国、文化、環境で育ったわけではないので、お互い”こんな風に捉えるんだ!”と驚くことは沢山ありましたが、文化の違いはお互い様です。

雇う側も雇われる側も意見を言う権利があります。

海外ではよく感じる事ですが、自分の当たり前は他人の当たり前ではないので、お互いの意見を押し付けることは間違いと考えた上です。

❹ホストマザーから、”必要のない”ストレスを与えられていませんか?

ブラックオーペア:ホストマザーがヒステリック、''必要のない''ストレスを与えられる

オーペアが始まってすぐ、ホストマザーはお客様を家に招く際に、

『今は大事な話だから私に子供を近づけないで』

と無理難題を押し付けられました。(キッズは5歳と2歳)

子供達はまだ私に慣れておらず、親に甘えたがりな上にイヤイヤ期の2歳児がいたのでかなり難しい要望でした。

他にも要望がとても多く『そんなあなたの思い通りに子供も私も動けない』と感じたことは何度もありました。

子供たちの誕生日パーティーにも必ず同伴だったのも経験としては良いものでしたが、『パーティを楽しむ』どころか、たくさんの事を頼まれてかなり疲れました。(もちろん無給です)

また何かあれば寝る直前の遅い時間にお構いなしでかなりの長文のメッセージを送ってきたり、
いきなり口調が変わったり、
今思えばホストマザーはかなりヒステリックで正直私は恐怖さえ感じていました。

もちろん英語が流暢ではない私に文章で送ってくださるのは有難いのですが、
内容が内容でストレスを感じることが多々ありました。

そんな時があると思えば『アメとムチ』というのでしょうか、急に優しくなる時もありました。

そんな状態だったので彼らとうまくコミュニケーションが取れず、悪循環だったとも感じています。

❺前任のオーペアと比べられる事も頻繁にありました。

前任のオーペアと比べられる事も頻繁にありました。

今のエージェントを通して働かせて頂いているオーペアファミリー宅では、本当に幸せに暮らしています。

オーペアを受け入れ慣れているからこそ、私たち日本人の文化を理解していたり、外国人である私たちが理解しやすい英語を話してくれたり、子供たちもオーペアに慣れていて扱いやすいというメリットがあります。

しかしこのブラックオーペアファミリーは、日本人の受け入れに慣れてはいたものの、
どちらかと言えば”比べる”発言が多く、
私のちょうど前の前任者の方もそれについては悩んだとおっしゃっていました。

私は初めに語学力が満足でないことと、子育て経験はないと伝えた上でこのお仕事を始めました。

もちろん経験がない分自分自身で学んでいく必要はあることも理解している上ででしたが、

比べられるとなると気持ち的にネガティブになることが増えてしまいました。

『私たちはそれぞれ違うから、同じ日本人だからといって全て同じように行動はできない!』

ということは伝えましたが、最後まで前の方と比べられる発言が続きました。

このような話言い出したらキリがないのですが…

でもなぜ、続けられたのか?

それは子供たちの存在です!本当に可愛かったですし、子供たちが新しくできるようになったことが増えるたびに心から嬉しい気持ちになりました。

でも結論、彼らは私の子供ではありません。早かれ少なかれ別れは来ます。

彼らをみる上でもちろん責任はもたなければいけませんが、全て責任を負う必要はありません。

今思えばその感覚も麻痺していました。

オーペアをもう辞めたいと思った瞬間

【辞めたい!】経験者が語るブラックオーペアの最悪な実態!!オーバーワーク、過度な残業

ファミリーと最後の話し合いの中で

『オーペアとはどういうものなのか自分なりに調べたり、オーペア経験者何人かに相談したけどやっぱりこういうところはおかしいと思うから考えて欲しい』

とファミリーに正直に自分がしんどい事を話しました。

ですが、、

その時


”私たちファミリーの悪い噂をたくさんの人に言いふらしたんだ、こういうのは身内で話し合うべきでそれはフェアじゃない、君は僕らにひどいことをした。”

と思わぬ事を言われました。

その瞬間に”怖い”と感じてその場で辞めるという決意を強く固めました。

おどしにも捉えられることも言われましたし、嫌味も言われましたし、辞めるといった途端言うことがコロコロ変わるところをみると
そういうファミリーだったのかと悲しい気持ちになりました。

ブラックオーペアを振り返って

ブラックオーペアを振り返って

このようにとても辛い経験をしましたが、でも決してあの時間は無駄でなかったと感じています。

実はもっと信じられないことが沢山あったのですが、個人が特定するのを避ける為にここまでとさせておきます。

ですがこのファミリーでの経験があったから今のファミリーと良い時間を過ごせていることに変わりはありません。

大変な経験をしましたが、最後ファミリー側から私は全否定されたので
オーペアという仕事に対して悔しさが残ってました。

なので今回はしっかりしたエージェントに安心、安全なファミリーを探してもらって再度チャレンジしようと決めました。

友達から聞いたレビューもよかったので、お金はかかりますが、お願いして本当によかったです。

オーストラリアのオーペアエージェントJapanese Au pairs in Australia

>>オーストラリア・保育英語やオーペアについての情報をインスタグラムでも発信されています。

もちろんこのエージェントでお願いしたとしても、ファミリーはそれぞれです。みんな価値観が違うのでオーペアをしている方もそれぞれ違う悩みがあると思います。

でも少しでもおかしいと感じたことはファミリーに相談し、もしエージェントを通しているのであれば担当カウンセラーさんに相談をこまめにしてストレスを溜めないようにしましょう。

個人で契約をし、うまくいかず悩んで泣きながら相談してくる方は絶えないそうで、このようなテーマで記事を書かせていただきました。

オーペアのお仕事は素晴らしいもので、楽しく、学びを多く得られるお仕事です。
もちろん多少の我慢は必要です。

オーペアはれっきとしたお仕事ですし、自分の育った国とは違う場所で
なおかつ住み込みですので楽で簡単な事ばかりではありません。

そのようなことも乗り越えた先には良いものばかりです!

オーペアとストレス
RISA
RISA

でもブラックオーペアでのストレスのため方って明らかに違うんですよね。

ブラックオーペアと現在のオーペアファミリーを比べた記事もあるので、『もしかして私のファミリーブラック?』と感じた方は参考にしてみてください。

少しでも悩んでいる方にこの記事が伝わるといいなと思って書きました。

全てのオーペア経験談はこちらから読めます。

オーペアは合う人と合わない人がいますので、自己分析してみてください(^^)

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