日本とは違うオーストラリアの教育制度

ノリコ
ノリコ

現地の学校制度ってどんな感じ?とたまに聞かれることがあります。確かに、小学生からランドセル背負って学校にいくイメージしかない日本人から見ると、かなり違いますね!

オーストラリアの学校・教育制度って日本とはちょっと違います。

留学・ホームステイ・オーペア、駐在さんなどオーストラリアに移住される方は、慌てないように教育制度のしくみを簡単に知っておくことをお勧めします!

義務教育は小学校6年、中高一貫6年

日本の小学校から高校にあたる教育は、オーストラリアでも日本と同じように12年間あります。

Primary schoolが6年

Primary school(プライマリースクール)は日本にあたる小学生で

日本と同じく6年生です。

Year 1 (小学1年生) 〜Year 6 もしくはGrade 1 と呼ばれます。

Secondary high schoolが6年

中学校、高校が一貫して6年あります。

Year 7 から Year 12 まで。

日本語でも7年生、12年生と現地の邦人は呼びます。

卒業後は大学(University)専門学校(Collage、Tafeなど)

と進学するかもしくは仕事を見つけるか、となります。

High schoolに入るとぐんと大人びるオージーキッズたち。

小学生以下は義務ではありませんが、だいたいの親が行かせます。

幼稚園年少=kindy キンダガーテン、1年

※kindyは週に2、3回のところが多いです。

・幼稚園年長=Pre primary School プリプライマリー1年

※kindyを卒業し、Pre primaryからは毎日になります。

オーストラリアの学期について

さて新学期。日本では4月が1年の始まりますが、

オーストラリアの学校は2月から始まります。

区切りをターム(School Term=学期)
といって、それが一年に4回、4学期あることになります。

2ターム(2学期)ごとにセメスターと呼ばれ、通信簿はセメスター毎(年に2回)もらいます。

州によってTerm(学期日程)は異なります。各学期は10週間程度。

学期の合間にはスクールホリデー(School Holiday)と呼ばれる2〜3週間の休みが3回あります。

また、特別にながーーいお休み、日本でいうと夏休みと同じものが

12月中旬から2月まであります。

各州のターム、スクールホリデーはWebサイトでチェックできます。

“Western Australia, School holiday” などと検索するとすぐに出てきます。

学校の送り迎えが必要なオーストラリア

大きく日本と違うことは、オーストラリアの小学校では親が必ず送り迎えをします。

小学校はだいたい8時45分から3時までで、午後3時前になるとたくさんの親が車か徒歩でお迎えに来ます。

オーペア豆知識

ホストファミリーから『3時までにお迎えに行ってね』(^人^)

と言われることが多いかと思います。
送り迎えに使われる単語

“Drop Off”(送り)

“Pick Up” (迎え)

は覚えておいてくださいね!

まれにホストマザーに

“You don’t need to pick him up from school today because I can do it.”
(今日は私がするのでお迎えに行かなくてもいいよ)

と言われたりもするでしょう。

送り迎えのお仕事がある場合は必ず時間通りに到着し責任を持ち、車に気をつけて帰ってくださいね。

ママ友を作ったりもできますし、この時に子供たちと会話を楽しんでください。(^^)

知っておいたらよい英語

ちなみに

“How was your day?”

と聞いても、十中八九

“nothing” もしくは “good” と言われるだけなので(笑)

具体的な質問形式がいいでしょう!

“Did anyone do anything funny at school today?” 

(誰か学校でおもしろいことした?)

“Did anybody get in trouble today?”

(今日は学校で誰か問題を起こした?)
などです(^^)

ランチを必ず持っていく

オーストラリアには残念ながら給食という制度はありません。

なので子供達はみんなお弁当を持っていきます。

また通常午前と午後にスナックタイム、いわゆるモーニングティー、アフタヌーンティーがありそれを
recess(リセス) といいます。

リセスに食べる簡単なスナックも用意して持っていきます。

ランチ作りは非常に簡単です。

小さい子にはリンゴはカットした方がベター

プラスチックの箱にサンドイッチとフルーツ、カットしたリンゴやナシ

小袋に入ったクラッカーやチョコバーも入ります。

ランチなんだかお菓子なんだかすでにわからない状態

それを以下のような保冷ランチボックスに入れて持って行かせます。

小さい子の学校用のリュックには
このお弁当しか入っていません(笑)

そして子供たちが学校から帰宅したらこのお弁当箱をカバンから出して、

洗って次の日に使えるようにします。

たまに

『せっかく作ったのに全然食べてないじゃん・・』(T . T)

と凹むことがあるかもしれません。

そんな時も全く気にしないで大丈夫です。遊ぶのに忙しくて食べたくない時だってあります。

この朝のお弁当作りがオーペアさんのお仕事になっていることが多いようです。

その名もランチボックス作り。慣れると簡単ですよ!

ちなみに以下は娘の通うハイスクールのカンティーン食堂のメニュー。

さすが移民の国ですね!いろんな食べ物にチャレンジできます。

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