オーストラリア人は背が高い
日本人は欧米人に比べて背が低いよね。私も152cmなんだけど、何かと不便な事があるよ。
ミニマムさんに向けてちょっと報告しておきます！
オーストラリア人は子供も女性も背が高いです。
誰もが自分より背が高いので、それに合わせて生活が成り立つようになってるって事ですね。
なので背が高い人には無縁の悩みなので全く問題ないでしょう。「こんな事もあるんだ〜」と読んでみてください。
低身長の方は、色んな場面で「ちっ！」（失礼！）って思う事が少なからずあり、そしてそんな背の低い人に私なりの解決法をお教えします。
靴が買えない
オシャレは足元から。
って言われても、合う靴がありません。足のサイズが22.5cm以下の人は困るでしょう。
私はさらに足の甲の幅が普通より狭いので、日本でも合った靴を買うのが困難で、オーストラリアでは不可能に近いです。
どこで靴を買う？
“novo”という靴屋さん。大きなショッピングセンター内には必ずといって良いほど入っています。
22.5cmくらいだと靴のサイズは『５』で、比較的サイズが小さいものも売られています。
デザインもシンプルで可愛いのでカジュアルに、仕事用にも使えます。
もしくはブランドもののスニーカーは、ナイキストアなどの子供用セクションで探してみたら見つかります。
問題はフラットやヒール達。これはなかなか見つけるのが本当に困難なのですが、稀にアジア系のアパレルショップがあります。
そういう場所でアジア人の足に合った、サイズ小さめのヒールが売っているので狙い目です。
服が合わない
オシャレな洋服で気に入って試着してみてもなぜか形が合わないのです。標準的な背の高さと体型が違うのでしょう。
オーストラリアで目指すサイズは『6』もしくは『8』です。
または大人用のXS。そういうもの自体が少ないので「これの小さなサイズがあれば・・」と感じる事が多いでしょう。
小柄だと何を買っても全体的襟ぐりが大きい印象。またパンツやスカートも長く、ヨガパンツの7分丈を買ってフルレングスになります。
マキシワンピなんて、ずるずる引きずってしまうのでなかなかコレというもの出会えません。
どこで服を買う？
ずばり、ティーン向けのサーフ系、もしくはスポーツ系アパレルショップがベスト。City BeachやRusty、JD Sportsなどでは、子供から大人になるまでの中途半端な（？）10代のサイズの子達に合う服がたくさん置いてあります。
成長の早い子では、すでに小学６年生くらいから日本人と同じサイズになるので、Tシャツやパーカーなどはぴったりと着れるはず。
サイズでいうと子供用の14〜16のサイズです。
私はタンクトップやアディダスのトラックパンツなど子供用のものを着ています。
また、オーストラリアにはユニクロやH&Mもあるので、試してみてくださいね。
スーパーの上の棚に届かない
日本に帰ると、やっぱり商品棚が低いと感じます。
コールスやウールワースなどのスーパーですが、天井も高く、商品棚も高いので、一番高い棚にあるものは非常に取りにくいです。
そして前にあるものが売れていて、欲しいものがずっと奥の方にあるなんてのもよくあります。
この場合は背伸びをしても届かないことがあるのです。
どうやって商品をゲットする？
大抵、周りの人は背が高いので「ごめんこれ取ってー」と気軽に近くの人に助けてもらいます。これまで「嫌だ」と言った人に会った事はないので、誰もが優しく助けてくれるでしょう。
店員さんもウロウロしていることも多いので声をかけてみてください。
また、周りに誰もいなければ一番下の棚に足をかけて背伸びをする事も。あまりおすすめできませんが（汗）
バスルームの鏡の位置が高い
レストランなど、出先でのバスルームの鏡。稀になぜかやたら高いところについているんですよ。
こっちの人からしたら問題ないかもしれませんが、背伸びしても顔が見えないし、化粧も直せず。
またこれは結構凹むのですが、お店でサングラスを買うときに鏡の位置が高すぎて見れないということが多々あります。
仕方がないので自分の携帯でチェックします。スマートフォンがない時代はウィンドウに何とか映らないかと探したりしていました。
小学生の方が背が高い
オーストラリアの小学生は背が高い。５、６年生くらいになってくるとみんな自分と同じ位の身長に見えます。
そして165センチくらいある小学生もいっぱいいるので、子供に混じる事ができ、一緒にいたら子供と間違えられる事もしばしば。
特に得をする事はありませんが、歳をとっても小柄なら余計にアジア人は若く見えるかもしれません。
人混みに埋もれて前が見えない
フェスティバルの多いオーストラリア。ストリートでパフォーマンスをやっている事が度々あります。
観客が非常に多い場合、背の高い人達の中に埋もれて全く前が見えない時があります。
明らかな子供なら前で見させてもらえますが、中途半端な背丈だど普通に前が見えません。
またシアターやコンサートホールなども、階段状になっていて見やすくなっているのにも関わらず、前の人の背が高いと見えないという悲しいシチュエーションにも出くわします。
これの解決策ですが、私はどうしてもという場合はクッションなどを持って行って微妙に高く座ります。
外国人の足の長いすらっとした背の高い人に憧れる
ほんとに、よく見るこんな感じの超かっこいい女性。
背が高くって足が長くて、それでも高いヒールを履いていて姿勢よくカツカツとすれ違う女性。
違う世界のめっちゃかっこいい人に見えます。背が高いからといって、みんなそうではないので、努力しているんだろうなとは思います。
それにしても憧れますね。。車の運転なんかもしやすいんだろうな。
さいごに
実はこの記事を書こうと思ったきっかけは以前、知恵袋などのサイトで
『背の低い留学生は現地で舐められますか？』
というトピックを目にした事があるからです。もしかしたら低身長の留学生が海外で舐められたと感じて、ネットに投稿した事があるのかもしれません。
結論を言うと私自身も背が低いですが、全くそういう心配はありません。オーストラリアでももちろん背が低い人はいますし、背の高さ低さ関係なく頑張っている人は尊敬され、周りから愛されています。
最後に背の高い人に憧れる、と無いものねだりの話をしてしまいましたが、背の高さ、格好、顔立ちや髪型など、見た目を気にしない文化です。
背が低いと困る事もあるけれど、工夫して対処できるものばかりです。
なので誰もが自信を持って、好きな事を頑張っていって欲しいと願っています！