《朗報》コロナで期限切れのワーホリビザ・観光ビザの再申請免除、返金

ワーホリ予定ちゃん
ワーホリ予定ちゃん

国境が閉まる前にワーホリビザを申請してしまったけど、これって返金とかあるのかな?あと再申請もまたお金がかかるの?

と心配されている方にちょっとした朗報です。ビザについて政府から新しい発表がありました。

これは、国境がオープンした時に戻ってきてもらうための措置。観光業、農業を活性化させる為です。

Visitor Visa(観光ビザ)

2020年3月20日~2021年12月までの間にビザの期限が切れてしまうVisitor Visa保持者で、再度申請する人は申請料は免除。

Working Holiday Visa(ワーホリビザ)

コロナによる入国制限で、

  • 入国できなかった人や早期帰国をしなければならなかった人に対し、再申請料を免除。
  • ワーホリの年齢制限を超えてしまいオーストラリアに渡航できなくなってしまった人へ返金。
つまり、オーストラリアに来れずにワーホリビザが切れた人、来たけど早く帰国せざるを得なかった人は、次回ワーホリビザ再申請時に申請費用免除。
そして、ワーホリビザを申請したけど年齢制限で再申請できない方は返金対象

婚約者ビザ、テンポラリーワークビザ保持者も対象のようです。

婚約者ビザを保有し、しかしビザ期限満了日まで入国ができない場合には申請料金の返金対象となります。

詳しくは政府のメディアリリースを確認ください。

>>Supporting tourism and agriculture through Visa Application Charge changes

通常、ワーキングホリデービザは、発給から1年間以内に渡航しなければ無効になってしまい、その際移民局から申請料の返金はありません。
なのでこの措置は懐に優しいですね!

ノリコ
ノリコ

移民局のサイトではこれを、nil Visa Application Charge (VAC) WHMと呼んでいます。

✔︎VACとは、Visa Application Charge=ビザ申請料
✔︎WHMとはWorking holiday maker=ワーホリ
✔︎nilとはナシの意味。

>>Offshore nil Visa Application Charge (VAC) WHM applications

nil VAC WHM Visaの申請

2021年7月1日から2022年12月31日まで、コロナの影響を受けた

ワーホリビザの保有者および以前の保有者は、オンラインでnil VAC WHM申請を行うことができます。

詳しくはこちら

>> nil VAC WHM applications – more information

以下日本語でざっとまとめてみます。

申請対象者

・2020年3月20日より前にワーホリビザ(サブクラス417または462)を取得している
・2020年3月20日以降にビザが失効、もしくは2021年12月31日より前にビザが失効(どちらもオーストラリア国外にいること)。
・ワーホリでオーストラリアに入国していないこと、もしくはビザ期限よりも早く出国したこと。

この、『もしくはビザ期限よりも早く出国したこと。』がどれくらい早く出国が再申請に認められるかははっきりしないところなのですが、

とりあえずビザが切れる前に日本に帰国された方は該当するのではと思います。

申請条件

・豪国外におり、2022年12月31日までに申請すること。
・本ビザサブクラス417またはサブクラス462を保持している
・本ビザ申請時に18~30歳であること(日本人の場合)。
・健康条件・性格の要件を満たしていること。
・扶養している子どもを伴わないこと。

申請期限以外はワーホリビザと同じ条件です。

ということは、今回ビザを取得したというのに

コロナで渡豪を諦めた方も、2022年末までに申請すれば、それから後1年は渡豪可能です。

一度ビザを取得されている方は無料で申請可能なので、もうワーホリには行かないかな、、と考えている方でも

将来何があるかわからないということで、念のためアプライしておくことをおすすめします。

申請はオンラインにて可能です。

>>ImmiAccount

ワーホリビザ・観光ビザの返金について

ではもうオーストラリアワーホリを諦めてしまった人はどうするのか。

ワーホリ予定だったちゃん
ワーホリ予定だったちゃん

国境は開かなさそうだし、就職してしまったので諦めようと思います。
ワーホリビザ代、$485は返ってこないのでしょうか・・

政府からのビザについての発表は上記の通り、返金ではなくて再申請免除です。

なので基本、年齢制限に引っかからない限りワーボリビザの返金は認められないようです。

ただ、 移民局のウェブサイトには返金についてのページがあるってご存知でしたか? 

本人の死亡時、スポンサーが拒否された時などには返金が考慮されるようです。

やっぱり行くのをやめた、気持ちが変わったなどという場合は適用されません。

ワーホリビザについての説明はされていません。一度入国してしまった人はとにかく返金は出来ないようですが、入国出来ずにいたままの人は対象になるかもしれません。(あくまでも想像)

>>Getting a refund

これを見る限り、十分な理由がある限り、返金が可能な事もあるという雰囲気です。

とにかくあらゆるビザの種類、キャンセルの理由があるかと思うので詳しい事が載っていないのですが、 ビザ申請代が返金出来ない事もない ようなので一応これを説明しておきます。

※実際に私は対象ではないプラス返金された人がいたというわけではないので全くもって責任は持てません。

こちらの記事も参考にしました。
>>Can I get a refund for a visa application?

どの英語のサイトも、返金される場合は非常に限られていて、時と場合によるとしか書いていません。

なのでコロナの影響のみならず、ビザ代の返金リクエストは可能という情報として掲載しておきます。

ビザ申請料金の返金リクエスト方法

まずはImmiAccountにログイン。

My PaymentsドロップダウンメニューからManage Paymentsをチェックし、

payment statusが『Paid』になっていることを確認してください。

ビザ代を支払い、有効なビザがある方に限り返金されるということだと思います。

支払い状況が「Paid」になっている方は、続けて読み進めていってください。

早速、この移民局の返金に関するページには

  • 自分で支払ったという証明が出来ること
  • 返金までにどれ位期間がかかるかはわからない
  • 証明できるサポートドキュメントが必要

と説明されています。

そしてForm1424「返金リクエスト」フォームなるものがあります。これに英語で記入するようですね。

Form 1424 – Refund request (375KB PDF)

必要なものは

・ビザの証明書
・なぜキャンセルしたいのか明確に証明すること
・本人が死亡した場合は死亡証明書や関係を証明するものなど

無事に申請が通れば、引き落としされた銀行口座に返金されるようです。

この際大切なのはビザをキャンセルした、入国していないという証明をせよ、ということでその為にサポートドキュメントが必要です。

【サポートドキュメント】

申請費用が支払われている証明

フライトのキャンセルの証明
などが
サポートドキュメントとなります。

返金して欲しい理由を英語で書き、全ての資料をビザを受け取ったオフィスにメールで送るか、郵送で送ります。申請については無料のようです。

ノリコ
ノリコ

ワーホリビザの返金についての情報はどこにも見つけられなかったので、実際のところいまの状況なら返金は難しそうですね。
大事にビザを取っておいて未来に期待!
状況は変化しますので、詳細はビザコンサルとご相談ください。