国境封鎖は来年の夏ごろまでになるとの予測発表
RBA(オーストラリア連邦の中央銀行)から 「国境は少なくとも来年中盤まで閉鎖すると思われる」 と予測発表がありました。
RBAとは日本の日本銀行にあたる中央銀行、オーストラリアドルを発行しているReserve Bank of Australiaの略です。
オーストラリア準備銀行(オーストラリアじゅんびぎんこう、英語: Reserve Bank of Australia、略称:RBA)は、オーストラリア連邦の中央銀行であり、同国のオーストラリア・ドルのポリマー紙幣唯一の発券銀行である。本店はシドニーにある。
Wikipediaより
RBAでは、身近なところでは金利を決定したりします。法律で通貨価値の安定、最大雇用の維持、経済的繁栄と厚生の促進の目的と定められています。
またRBAは政治的に独立して金融政策を担っており、豪金融の大予測としてニュースとなりました。
今後の最良のシナリオとネガティブな予想
エリス豪中銀総裁補は、豪州の経済が元に戻るには パンデミック後もあと数年かかるだろう と予測しているということです。
6月には感染が激減し、国境が開くのも遠い未来ではないと政府は見通しましたが、ビクトリア州の感染状況が悪化したため状況は刻々と変化しています。
これが最良のシナリオです。
恐ろしい事ですが、今回の厳しいビクトリア州のロックダウンで収束したとしても来年の中盤までは国境は閉鎖するだろうという予想です。
失業率は年末には10%となる見込み
オーストラリアの失業率はコロナの影響により5.1%から7.4%に上昇しました。
ですが、経済低迷を受け失業率はなんと 年末には10%になる見込み ということです。
オーストラリア国民の10人に1人は職を失います。
そしてパンデミック後もあと2年間は失業率7%程度に止まるとの予想。
またこの予想は現在のメルボルンのロックダウンが成功したら、という仮定でですので、変更はもちろんある可能性があります。
今後どうなれば国境が開く?
5月〜6月には収束したかのように見えて、ニュージーランドを始め、日本やアジア間でも国境を開く、Travel Bubbleが期待されましたが状況が悪化したため時期を見直されました。
昨日感染者0人を100日間記録したニュージーランドは、クック諸島のみと国境を開く予定にしているそうです。
ニュージーランドとの国境再開についての政府発言では、一ヶ月継続して感染経路不明者0人になれば、とのことです。
が、、
現在VIC州だけで経路不明者は2758人です。
8月10日豪ビクトリアの新規感染数 ロックダウンから1週間
今日現在、8月10日のビクトリア州の新規感染者は322人で19人の死亡が確認されました。
新規感染のケースは減ってきているものの、死者が増えているのが気になります。
24時間で19名と最多、50代男性が1名。
先日も30代の人がお亡くなりになりました。
徹底した感染対策と規制下にあるメルボルン。
外出禁止違反およびマスク非着用には罰金、抗議活動者には1652(約14万円)の罰金と逮捕者も出ているようです。
さいごに
残念がニュースが続いていますが、必ず終わりはあります。
全ては運とタイミングです。
夢と希望を忘れず、そのための準備と今出来ることを精一杯頑張ってやっていきましょう。