ここオーストラリアでは、歯医者とはプライベート保険に入らないと全て実費です。
在住者にとってもメディケアという国民保険ではカバーされないので、
歯医者に行くならプライベート保険に入るしかありません。
オーストラリアの歯医者は高い!とよく言われゆえんですね。
なのでオーストラリアでは半年の一回の定期検診は必須です。
ワーホリさんや留学生など、オーストラリアの滞在期間が長くなる方は、渡豪前に歯医者に行って歯のチェックアップやメンテナンスをしてくることを強くおススメします!
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オーストラリアの歯医者の大体の値段は?
オーストラリアの歯医者は高い高い、とよく言われますが、具体的には一体いくらくらいですか?
先日娘のチェックアップ・クリーニング、レントゲン、診察料で約$300でした。
人や状態によって変わりますが、ざっくりとした大体の歯医者さんの値段は以下の通り。
・診察:$70〜$120
・詰め物治療:$250〜
・XRay(レントゲン):$40〜$60
・歯のクリーニング:$120〜$250
・抜歯:$300〜$800
・虫歯:$600〜$1000
ワーホリさんや留学生でもよく聞くのが、
✔︎問題ないと思ってたけど歯の詰め物が取れた!という事態。
歯の詰め物はfilingと言いますが、診察料、レントゲンが込みになるので$400程度になるかと思います。
✔︎親知らずが急に痛くなって抜歯せざるを得なくなった時。
クリニックで出来るなら診察費、レントゲンを入れて約$300〜$800。
そして抗生物質のお薬が約$30
また、恐ろしい事態があるのですが、
親知らずの抜歯が生え方によってはクリニックでは難しい場合があります。
私立の病院(口腔外科)で抜歯を勧められますが、一本$3000以上かかる時もあります。(麻酔、日帰り入院費込み)
私は歯周病になり、大変な事態に陥ったので本当に歯は大切にしてください!
私立病院で親知らずを抜く場合も同じような感じなので参考までにどうぞ。↓
ワーホリさんからはよく、
『1年で10万以上歯医者に費やしました』
とか
『オーストラリアの歯医者が高額すぎるので日本に帰って治療します』
、、という声を聞く事も少なくはありません。泣
ちなみにオーストラリアの歯科治療は本当に高いので、海外からのツワモノバックパッカーや現地のオーストラリア人はタイやバリに行って治療する事も多々あります。
日本でも韓国で安価なインプラント治療が流行っていたりするらしいですね!
いくら安いって言っても私はそっちのがずっと怖いですが(^^;;
そこで大切なのがプライベート保険
でも、プライベート保険って、どれがいいのか迷いませんか?
ということで私が利用しているオススメの保険を紹介しますね。
ちなみにメディケアについて、歯医者が全くカバーされない訳ではありません。
✔︎Child Dental Benefits Schedule
2歳〜17歳の子供は2年で$1000分カバーされます。詰め物はもちろん、クリーニングもカバーされます。
✔︎Public dental services
ヘルスケアカードまたはCentrelink年金受給者譲歩カードを持っていれば、公立歯科サービスを無料で受ける事ができます。
特別な事情がない限り、通常はほとんどのオーストラリア在住者はプライベート保険に入っています。
歯医者をプライベート保険でまかなうとは
で、一体プライベート保険とは何という根本的なお話ですが
民間の健康保険の事を指します。その中でもエキストラカバーというのは
メディケアでカバーできない医療、
歯医者、整体、眼医者、カイロプラクティック、マッサージなどなど。
ほとんどのプライベート保険はかかった費用の約半分をカバーしてくれます。
なので残りは自分で支払う必要があります。
✔︎費用、カバー額は保険会社によって大きく異なる
✔︎ほとんどの保険会社は費用の約半分を支払ってくれる
✔︎毎年請求できる金額に制限がある
✔︎保険の歯科への適応はRoutine dentalとMajor dentalに分けられる
✔︎保険によって使用できる歯科医とできない歯科医がある
歯科治療を受ける前に、カバーに何が含まれているかを確認することが重要です。
なぜなら、歯科サービスは、ポリシーの「Routine dentalとMajor dental」とに分けられています。
Routine dental(日常の治療):
X線、検査、洗浄と研磨、フッ化物処理、抜歯、詰め物など
Major dental(主要な治療):
クラウン、ベニア、ブリッジワーク、インプラント、義歯など
自分が何を必要かによって保険の値段が変わってくるのです。
また保険会社によっては、彼らと仲の良い歯科医があります。その歯医者ではチェックアップ無料などもついてきます。
>>privatehealth.gov.auで保険会社を比較することができます。
ちなみに歯医者との良い付き合い方は必ずよくコミュニケーションを取ること。
例えば高額な治療を勧められたら、
✔︎メリットとリスクを確認。
✔︎より安価な代替品があるかどうかを尋ねる。
✔︎将来、虫歯や歯周病を予防する方法についても相談
のような事に注意してくださいね。
オーストラリアでおすすめのプライベート保険
前置きが長くなりましたが、私が歯医者に特化して個人的にオススメする保険会社は
ahm(エーエイチエム)です。
ahmには指定の歯医者にて無料で二回のチェックアップとクリーニングがついてきます。
これは大手歯科チェーンのみで、パースではDB DENTAL、シドニーやメルボルン、QLDではPacific Smiles Dentalで可能となります。
詳しくはこちら
>>No gap dental check-ups. Find a participating dentist
ahmの何がいいの?
iSelectというサイトで保険比べができるのですが、私が思うにAHMが一番安くてお得だと感じました。
この月$29.81のプランだと最高$2000まで保険で戻ってきます。
そして格安のBLACK 50 saver という保険は何と月たった$12.6。
これはRoutine Dentalのみなので、歯が健康でインプラントや歯周病の問題がない方にはこちらでも良さそうです。
支払う費用の50%、半額を負担してくれます。
年に二回、チェックアップ、クリーニング(プラスレントゲン)で$600近く支払う事を考えれば
保険カバー$300ー保険代$151.2=約$150浮きますね!
さらに歯科での保険はマックスで$400まで支払ってくれるので、全体で考えると$250節約できる事になります。
あともちろん、カイロプラクティックや整体、レメディアルマッサージなどに行きたい方はこのエキストラの保険に入ることは必須です!
インプラントや歯周病科に通う予定の方はBLACK 60
こちらは歯科でもComplexとMejorが含まれているので、将来的に歯周病、またインプラントの手術などをする方にオススメ。
※waiting periodというものがあり、6ヶ月や12ヶ月待たないと申請できないものもあるので注意してくださいね。
先述の約$3000かかる親知らずの抜歯手術は私立の病院で行いますが、Dental surgery(歯科手術)がカバーされているホスピタル保険に入っていればさらに保険でまかなう事が可能です。
ちなみにahmのDental surgeryの入っているホスピタル保険は月に$87(WA在住、独身一人の値段)からです
自分に取ってベストな保険の選び方
どのプランが一番ベストなのかは、今の状態によって変わります。
✔︎治療にかかる費用を歯科医に尋ねる。 →見積もりをもらえます。
✔︎アイテム番号が書いているので、その番号の治療がカバーされているか保険会社にチェック。
アイテム番号とは必要な治療のナンバーです。
以下は歯科医からもらった見積もりとメモ。
これだと、インプラントのフィッティング、クラウンなどは一番安いプランではカバーできないので、Major Dentalが込みの保険に入らないといけません。
これでちなみに私の入っているのエキストラの保険で600程度カバーされました。
紹介コードで保険料が安くなるよ!
以下のリンクから入会すると、ホスピタルカバー(病院)とエクストラ(歯科など)の新規加入者は、
✔︎入会から60日後に6週間無料となります。
✔︎さらに、エクストラの”waiting period”である2か月および6か月の待機期間は免除されます!
という事は今すぐに利用したい方に超おすすめ!
waiting periodって何気に本当にもったいないですから。。
もしくはクーポンコードRS3FH35Jを記入してくださいね。
私は何年も利用していますが、問い合わせにはオンラインですぐに答えてくれるし、カードがもらえるのでそれを歯医者やクリニックに持って行けば保険を引いた値段を請求されるだけなので便利です。
残念ながらメディケア保持者のみしか入会できません
ahmのエキストラカバーは、メディケアを持っている方のみの入会が可能です。
ワーホリさんや留学生用の歯医者さんや眼医者のエキストラカバーのあるプライベート保険もありますが、月に$100以上はかかるところがほとんどなのであまり意味がないかもしれません。
歯は本当に本当に大切にしてくださいね!
いかがでしたか?オーストラリアの歯医者ってどうなってるんや・・と感じている方に少しでも参考になれば幸いです!